予防接種について
インフルエンザの予防接種についての問い合わせが増えてきました
Q. インフルエンザの予防接種を受けても大丈夫ですか?
A.
治療中の方、妊娠の可能性がある方、妊婦さんでもインフルエンザの予防接種を受けて頂いて構いません。
妊婦さんがインフルエンザに罹った場合、重症化しやすいことが知られています。妊婦さんへのインフルエンザの予防接種に関しては安全性と有効性が証明されています。
インフルエンザに罹らないよう、手洗いやうがいを習慣化し、栄養バランスの良い食事や十分な睡眠をとり、日頃の健康管理で、体調を良くしておくことも大切です
一時期よりだいぶ風疹に関する問い合わせは減りましたが…風疹予防されていますか
Q. 風疹とは?
A.
風疹ウイルスによって起こる急性の発疹性の感染症です。風疹ウイルスが感染者の飛沫(唾液のしぶき)などによって他の人に移ります。症状が出る前後の約一週間は、周りの人に移す可能性があります。 主な症状としては、発疹・発熱・リンパ節の腫れ(3つの主な症状)が認められます。3つ症状が揃わない人も多く、感染しても症状が出ない人は約15~30%程度います。 通常は自然に治りますが、まれに他の症状が現れる人もいます。
妊婦、特に妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が風疹にかかると、赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、 目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある、精神や身体の発達がゆっくりしているなど「先天性風疹症候群」という病気にかかってしまうことがあります。
風疹の予防接種は妊娠の可能性がない月経時期を選び、接種後2ヶ月は避妊が必要です。
妊娠中は風疹の予防接種を受けることが出来ません。
女性は妊娠前に風疹に対する抗体の有無を検査(採血)してみましょう。抗体価の低い人、ない人は予防接種をご検討ください。