Fertil Steril 2022 Apr;117(4)
世界の論文から
体外受精治療で妊娠した男性の精液とホルモン値について分析した研究。体外受精治療で妊娠した男性と一般不妊治療で妊娠した男性の間で、重度乏精子症の有病率、精子濃度、総精子数、総運動精子数は同様であった。しかし、平均総精子運動率と前進運動率は体外受精治療が必要だったグループで低く、さらに平均正常形態率が高かった。ホルモン値については平均FSH、LHレベルがともに体外受精治療が必要なグループで低く、平均テストステロンレベルは高いという結果であった。