Hum Reprod 2020
世界の論文から
ホルモン補充周期で10人の健康な女性に子宮内膜を作成し、黄体ホルモン補充の5日目に子宮内膜を採取し、子宮内膜の分泌期(黄体期)に関与する各種遺伝子のDNAメチル化とRNAの変化について人工知能を用いて解析した。E2値を生理的濃度(180〜300pg/mL)、中等度(600〜800pg/mL)、高濃度(>2000pg/mL)の3つの濃度に設定し、それぞれの内膜採取時の血中プロゲステロン濃度の有意な差は認めなかった。また、子宮内膜の各種遺伝子のDNAメチル化とRNAに有意な変化は認めなかったと報告している。