Fertil Steril 2020 Febより
世界の論文から
PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)を行い染色体正常の胚盤胞を移植しても継続妊娠率は最大50%程度である。したがって、胚の染色体以外の因子の重要性が指摘されている。その一つとして子宮内膜の受容能が挙げられ、子宮内膜上の遺伝子が関わるバイオマーカーをマイクロアレイを用いて測定する方法や超音波診断で子宮内膜の変化を追跡することで受容能を特定する方法が研究されている。