Fertility and Sterility 2017 Febより
世界の論文から
神経性食思不振症患者において、体重は回復するも無月経が持続したグループにおいては、他の自律神経が原因の無月経患者グループと比較しゴナドトロピン注射に対する反応は高く、エストロゲンレベルの上昇も認めた。このことより神経性食思不振症患者においては体重の回復があったとしても機能的に充分な性腺系回復をもたらすだけの状態に達していないことが示唆された。