神奈川県の不妊治療専門クリニック 矢内原ウィメンズクリニック

Obstet Gynecol . 2026 Apr より

世界の論文から

Intravaginal Vitamin C for the Treatment and Prevention of Bacterial Vaginosis: A Systematic Review and Meta-analysis
細菌性膣症の治療および予防における膣内投与ビタミンC:系統的レビューおよびメタアナリシス

細菌性膣症(BV)は生殖年齢の女性に多く見られる膣内環境の乱れであり、再発率が高いことが臨床上の課題となっている。従来の抗菌薬治療は有効であるものの、頻繁な再発や耐性菌のリスクが伴う。本研究では膣内環境を酸性に保ち正常な乳酸菌(ラクトバチルス属)の増殖を促すアプローチとして、膣内へのビタミンC(アスコルビン酸)投与の治療および予防効果を評価した。データ分析の結果、ビタミンCの膣内投与は、特に標準的な抗菌薬治療後の維持療法においてBVの再発率を有意に低下させることが示された。一方で、エビデンスの確実性は低〜非常に低と評価され、標準治療を代替するものではなく、補助的選択肢としての位置づけが妥当と考えられる。

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