Human Reprod. 2025 Febより
世界の論文から
日本では原因不明の流産を繰りかえす患者への不育検査内容として、1990年代から抗核抗体検査が入っていた。この海外の学会では賛否が分かれていた。本研究では、その抗核抗体陽性であることが出産率に影響があるか否かをみた。抗核抗体が低力価(160倍以下)であれば出産率に影響がないことが分かり、不育検査にこの項目は不要であると結論された。