神奈川県の不妊治療専門クリニック 矢内原ウィメンズクリニック

Hum Reprod. 2024 Feb

世界の論文から

体外受精における卵巣刺激に用いるFSH製剤は、尿由来である高純度hp-HMG製剤(hp-HMG)と遺伝子組み換えを用いたリコンビナントFSH製剤(rec FSH)とがある。従来から使用されているものはhp-HMGであるが、近年、安定性の問題から卵巣刺激にはrec FSHが用いられることが多い。hp HMGとrec FSHを比較した時に、卵胞後期にプロゲステロンレベルが上昇することが分かった。卵胞後期にプロゲステロンが上昇する場合は新鮮胚移植時の着床率低下と関連していることが分かっている。

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