神奈川県の不妊治療専門クリニック 矢内原ウィメンズクリニック

Human Reprod. 2024 Feb

世界の論文から

精子の凍結保存は、体外受精治療を行う際に、男性側が不在である時利用することで治療する
機会を逸するリスクを回避できる手段である。凍結精子を使用した場合の受精は新鮮精子を使用
した場合とほぼ同等といわれてはいるが、凍結・融解という一連のプロセスがどのように影響をし
ているかの研究は少ない。この研究は凍結によってダメージをうける精子のメカニズムを明らかに
するものだった。活性酸素が発生することにより酸化ストレスが増加し精子の運動性を低下させる
とオートファジーを活性化し最終的に精子をアポトーシスに導くことになることが分かった。

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